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江口玲・タカギクラヴィア松濤サロン10周年記念コンサート [ピアノ]

立山・富山行きの記事の1つ目を久しぶりに書いたころに、
江口さんのピアノリサイタルが、8/28(日)に、
ファンにはおなじみのタカギクラヴィアさんの松濤サロンでありました。
 
DSC07050_s.jpg
 
 
そのサロンができて10周年記念コンサートとして、
そういう節目は江口さんで、とのことで、なおさら楽しみにしていました。
こけら落としも江口さんだったとのこと。

曲目は、
前半はドビュッシーで絵画鑑賞、
後半はショパンのマズルカで、ショパンの人生を辿る旅。。

ドビュッシー:

 2つのアラベスク 第1番、第2番
 「版画」 塔、グラナダの夕べ、雨の庭
 喜びの島

ショパン:マズルカ

 Op. Posthumus B-flat、 Op.68-2、 Op.7-3、 Op.7-1、
 Op.17-4、Op.24-1、Op.24-2、Op.30-3、Op.33-3、
  Op.41-2、Op.50-2、Op.59-2、Op.63-2、Op,63-3、Op-68-4

今日の楽器は、ホロヴィッツ愛用だった、
ニューヨーク・スタインウェイ CD75。

実は初めての最前列に座ってみました。
 
DSC07070_s.jpg
 
 前半のドビュッシーは喜びの島以外は初めて聴く曲でした。
グラナダの夕べの、スペインの風情がとても美しい。
喜びの島も、衝撃を受けたホロヴィッツの演奏を思い出しました。

と、実は隣のお席には、ファン友で、とてもピアノをかっこよく撮る方が。
休憩時間とかにちょっと教えてもらったのですが、、いかがでしょうか?(^^;
 
DSC07069_s.jpg
 
 
後半のショパンのマズルカ。こちらのほうが、私にとってはより身近です。

以前も似たような構成のプログラムがありましたが、
今回は、かぶりつきの最前列で、音のシャワーをビンビン浴びる素敵な席です。
 
折角なので、音の出方に注目すると、
 
高音域は、弾いている江口さんのところから、
低音域は、右側のピアノの先端から、
中音域はその間で、割と広い範囲から、

聴こえるようです。

それに加えて、音色や表情が鋭く変化する演奏。。。

目の前が、まさにフルオーケストラ状態(^^
 
 
と、そうこうしているうちに、ピアノ教室(現在サボり中)で習った
Op.7-1に突入。

最前列ということもあり、何気にペダルに目が行きました。。。

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

そこで、ペダル踏むんですかぁーーーヮ(゚д゚)ォ!

いや、多少なりとも、その曲を実際に弾いたことがある者としては、
他の方の、しかも極上のクオリティの方の弾き方を拝見できるというのは、
とても刺激というか、、、衝撃的でした。

確かに、出てくる演奏の表情の変化と関連付けると、
なるほどと納得できましたが、、

演奏も楽器も、比べるのも失礼なのですが、、、

でも、あのクオリティを出すために、
そこでペダルを踏んで表情を変えるという発想がすごいな、
と聴きながら、その後はずっと目が点になっていました。

アンコールはOp.67-3で、これも弾いたことのある曲でした。
2、3分くらいのシンプルで短い曲ですがとても美しい曲です。
逆にこれがとても難しいんです。

自分じゃ100年練習しても、江口さんのような演奏にはなりそうもない。。
この曲も、ペダルの踏み方を見て驚きました。。。

確かに、私は楽譜に書いてある音を弾くのに悪戦苦闘しているレベルですので、
実際のところ、ペダルはその次になっていますが、

でも、そこでペダルを使って表情を変えようかな、
という発想自体ができなかったです。

曲のイメージがあって、演奏する楽器の性格をよく理解して、
曲のイメージをこの楽器で実現するには、、、毎回演奏に圧倒されてしまいます(^^

楽しいリサイタルの終わりに、タカギクラヴィアの高木社長が閉会のご挨拶。。。。
 
実は、この日はサロンの隅に、かなり古い、見慣れないピアノが置いてありました。
 
DSC07073_s.jpg
 
演奏に使ったCD75とて、1912年製の104歳。なかなかお目にかかれない楽器ですが、
同じようにこちらでお持ちの1887年製「ローズウッドさん」よりもさらに古い、
1843年製の「プレイエル」。173歳!?
 
DSC07076_s.jpg
 
しかも驚くことにオリジナルコンディション。
「プレイエル」というと、ショパンが「エラール」とともに使っていたピアノで、
そのうえ1843年というと、まだショパンが生きていた年代のものになります。
 
DSC07059_s.jpg
#緑色は、緑青ではなく、緑色塗装。 プレイエルオリジナルコンディションの証
 
高木社長が、
 
「今日のリサイタルに演奏できるように準備したかったのですが、
 ごめんなさい、間に合いませんでした。ですので、今日は姿だけご覧ください。」
 
DSC07074_s.jpg
 
すかさず江口さんから、

「音は出ないんですか?」
とツッコミが。\(≧▽≦)/ワーイ

「出ないことはないけど、弦の張力を上げてないので、音も半音低いし、
 弦もまだ2本足りないし。。。」
 
DSC07078_s.jpg
#椅子も同年代のもの

と高木社長のコメントの間に、いつの間にやら江口さんはそのピアノの前に(笑)
お客さんもぞろぞろとそのピアノの前に移動。
 
そのピアノが作られた年代のショパンの曲を、と江口さんが曲選びし、演奏スタート!
初めて聞く柔らかな音色でした。
特に低音が、太鼓の余韻の広がりのような、ほわ~ん、としたなかなか古風な風情のある音でした。
 
DSC07081_s.jpg
 #ピンもオリジナルコンディション
 
楽器が演奏会用の状態でなくても、
大丈夫、君の良さ、特徴は私がちゃんとお客さんに紹介してあげるからね、
というような江口さんの演奏。
 
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 #副響板付きの天板
 
半音ずれてるとか、弦が足りないとかは全く気になりませんでした。

今後の展開がとても楽しみです♪

nice!(16)  コメント(5) 
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コメント 5

an-kazu

コレは貴重な体験!
by an-kazu (2016-08-31 22:44) 

schnitzer

最近は音のシャワーをビンビン浴びる体験が皆無です。
たまには思いっきり浴びてみたいです。
by schnitzer (2016-09-02 20:10) 

さといも野郎

>an-kazuさん
 ショパンが生きていた時代の楽器でショパンを聴ける日を楽しみに、
 また日々頑張りたいと思います!(^^

>kinkinさん、ネオ・アッキーさん、朝蔵哲也さん、あるまーきさん、
 AKIさん、okin-02さん、ぼくあずささん
 nice! ありがとうございます。

>schnitzerさん
 音のシャワーもさることながら、ペダルの使い方が見れたのも、
 非常に勉強になりました(^^

>ぷっぷくさん、genさん、YUTAじいさん
 nice! ありがとうございます。

by さといも野郎 (2016-09-11 13:44) 

さといも野郎

>みぃにゃんさん、takaさん、いっぷくさん
 nice! ありがとうございます。

by さといも野郎 (2016-09-12 23:30) 

さといも野郎

>まこさん
 nice! ありがとうございます。
by さといも野郎 (2016-10-30 14:32) 

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